11月14日(月)、現代社会政治分野の授業で、専門家の授業を受けることで内容理解を深めることを目的として、弁護士による出前授業「法むるーむ」を実施しました。
今回は、大阪弁護士会から飯田幸子、岡村英祐、平尾孔孝、洞 良隆、4名の弁護士の先生をお迎えして、労働問題についての講義をしていただきました。
内容は、「労働問題-働く前にこれだけは知っておこう-」と題して、はじめに自己紹介をしていただき、次に弁護士の仕事についての紹介があり、弁護士のバッチを一人ずつ手にとって見せていただきました。また、どのように仕事が回っているのかを知ってもらうために、先生個人の1日のスケジュールを教えていただき、どんな問題を取り扱っているかなど大まかな内容について、テレビドラマではわからない仕事内容について紹介していただきました。
主題である労働問題については、具体的事例から残業や給料の問題など、質問形式ですすめていただきました。労働者を守る法律、アルバイトでも労働者、労働契約についての問題など、労働基準法に沿った説明や、実社会での権利と義務とのバランス、困った時にどこに相談にいけば良いのかなどの講義をしていただきました。
最後に質問会がもたれ、生徒から積極的に手が挙がり、今までで弁護士としてやりにくかった仕事はどんなものがあるか、弁護士として覚えておかなければいけない法律はどれくらいあるかなど、たくさんの質問が出されました。
11月30日(水)には、検察官の出前授業が予定され、一連の企画の延長として、12月13日(火)に希望者対象の裁判所見学会が計画されています。
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